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絶好調と絶不調

    アスリートが陥る不調の一つに「スランプ」があります。 私はプロではありませんし、タイムにこだわっているわけではありませんから、 走れなくても生活が脅かされたり、他人から何か言われる心配はありません。 そういう意味ではストレスを貯めにくく、従って「スランプ」のような状態に陥りにくいといえます。
    ですから「不調」と言えば私の場合、 単なるトレーニング過多により体が壊れかけているか、 過少によってフォームやペースなどの感覚が本調子に戻っていない状態だと思っています。

    私の経験からは、絶好調や絶不調は季節の変わり目に起きやすく、 絶不調から始まり、ある日突然、絶好調に切り替わるという順番が多いです。 一般に、絶不調の期間が長く重症であるほど、 その後やってくる絶好調の波も大きく長くなります。
    典型的なのが、夏の終わりから秋にかけてです。経験がある方も多いと思いますが、 夏の疲れが溜まってきた頃に著しくパフォーマンスが落ち、涼しく走りやすい気候になったとたんに 絶好調になるといったパターンです。

    夏場、パフォーマンスが低下しているときは、
「うー    きっと歳のせいだ。ランニングも今年で最後かなぁ...。」
とか、
「うー    こんなんじゃ今度のマラソン大会はムリかなぁ...。」
などと考えてしまい、自信を失いやすいですが、秋口になってやってくる突然の絶好調に、 こうした否定的な考えはすべてキャンセルとなります。 ただし、疲れが溜まるからと言って夏場のトレーニングをサボっていると、 秋になったとき、心理的なモチベーションの高さに体力がついていかず、大変悔しい思いを することになります。

実りの秋のために、夏場もがんばって走りましょう。
ただし、ムリは絶対に禁物です。

ランナーの情報源                  体力の無さとどうつきあうか

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