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体重減少ストップのタイミング

ランディングのタイミング

 過激な運動と食事制限で、体重はものすごい勢いで減少します。この減量のペースがつかめてしまった人は、標準体重になったとき、 どうするでしょう? ここで減量を止める人はほとんどいないのではないでしょうか? すこし余裕を持たせて、余分に減量しようとします。 欲が出てくるのです。しかし、これがあまり度を過ぎると、体重の減少は止まらなくなります
 このとき、非常に難しいのが、トレーニングや食事制限をどのくらい軽減すればよいかの目安と、タイミングです。この問題を避けていると、 あっという間に低体重になります。私の場合、「どーせ人間の体だ。体重の減少もどっかで自動的に収束するだろう」と 甘く考えていました。ところが、自然な収束など、訪れなかったのです。次第に生活することがしんどくなりました。 ランニングは何とかこなせてしまうのに、日常生活での歩行や、台車押し、什器の持ち上げ、ダンボールの開梱や運搬がかったるくなり、 お医者さんに言われた通り、このままでは栄養失調になってしまうと思いました。


迷走するトレーニング量と食事量

 休日に近所をウロウロしていたときのことです。いつも必ず挨拶してくれる奥さんが、私とすれ違っても全然気付いてくれず、 こちらから挨拶しても無視されてしまいました。「dic dicです」と声をかけて初めて気付いてもらいましたが、とてもショックでした。 半年振り以上に会う友達との待ち合わせは困難を極めました。向こうから先にこちらに気付くことはまずありませんでした。 こちらが相手を見つけなければならないので、非常に面倒でした。
 さすがにヤバイと思い、トレーニング量を減らし、食事量を減量前(デブ当時)の2倍程度まで増やしました。 ちょうど正月が重なったので、のんびりしながら体力を回復させようとしました。
 ところが、トレーニング量を減らしたことで、運動パフォーマンスが著しく低下したのです。このパフォーマンスの低下は トレーニングの軽減からわずか4日後に現れました。慌てて運動強度を元に戻しました。しかし今度は食事量は減らさなかったにも かかわらず、体重が再び減少し出したのです。結局、2004年の年明けから3月ぐらいまでの間、 適正な食事量と運動量を求めてさまよいまくり、体重は迷走しました。運動パフォーマンスは維持しましたが、 疲労感が抜けず、結局自分にとっての最も適切な運動量と食事量を見失いました。 「自分にとっての適正体重」を求め、食べたり食べるのを我慢したり、運動を頑張ったり怠けたりしましたが、 結局のところ、よく分からなかったというのが本音です。
 激しい減量は結果が実感できる分、やり甲斐がありますが、調子に乗ると制御が利かなくなります。

「走力を維持したい」
「走るには軽いからだを維持したい」
「食わな過ぎはダルくなる」
「食べると重くなる」
「走る元気を得るためには食べなければ」
こういった思惑が交錯し、体重が乱高下するのです。激しい減量を考えている方、目標達成の先にはこういった罠が潜んでいる ことに注意してください。


奥さんの作る料理を食べるようになって、
やっと体重が安定してきました。

2006年10月のdic dic
(現在も、この状態とほぼ変わらず)

減量して美味しい目にあったことといえば                  dicdicのホームページ

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