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車にはアタマにきています

    このページに書かれている内容はすべてdicdicの私見であり、 地方公共団体等の公式見解ではありません。 一個人の経験に基づいた文章であることを理解された上でお読みください。

    私は柏市民ですので、走る場所も殆どが柏市と我孫子市が中心です。稀に野田とか、 流山とか松戸とか、場合によっては鎌ヶ谷まで飛び出すこともありますが、 9割方柏市内です。 警察関係の方とかはご存知と思いますが、千葉県は交通事故が 多いです。交通事故死者数はなんと東京都よりも多いのです(2007年)。 なかでも柏市というのは、交通事故ランキングで常に上位にいます。 交通事故死亡者は県下でも少ないほうですが、「事故数」となると、いきなり4位に なります(2007年)。死に至らしめない程度の事故が頻発しているのが柏市なのです。

    柏市は、中途半端に田舎で、中途半端に都会です。 タチの悪い田舎根性と都会根性を併せ持った連中が、農道を中途半端に舗装したような道をビュンビュン飛ばすので、 車の存在は非常に怖いです。
国道6号や16号、常磐自動車道といった幹線道路が多いせいか、 インターチェンジ効果が覚めないうちのドライバーがそのへんの路地を ビュンビュン飛ばしています。その割には歩道のない道が多く、 路側帯から側溝のドブまでの距離が30cm以下という部分も多く、歩行者の逃げ場がないため大変危険です。

    柏市は水場が多い場所です。手賀沼をはじめ、大津川、大堀川、そして利根川と、 水辺には遊歩道が設置されていて、ランナーにとってはとても恵まれた地域だと 思います。しかしそうした道に出るためには、家を出てから遊歩道まで移動しなければ なりません。その道が非常に怖いのです。

    私も柏市民の身でありながら、こう言ってはアレですが、 柏市のドライバーは 柏市より東京側のドライバーよりも運転が下手で、柏市より田舎側のドライバーよりも イライラしています。まず歩行者には容赦ありません。自転車にも容赦ないです。 私は自転車で長距離を移動することも多いので、柏市以外の車と比較してしまいますが、 柏市のドライバーは殆ど絶対と言ってよいほど「待たない」「譲らない」が徹底して います。大津側沿いの農道を夜中に走っていると、高速での幅寄せ、上向きライトでの 急接近はしょっちゅうです。ランナーを邪魔だと思っているのか、自分がエラいと 思っているか知りませんが、頭に来ることが多いです。

    死亡事故が少ないのに、それ以外の事故が飛び抜けて多いのは、 対向車・歩行者を「認識している」のにどかない、 どちらが優先かを「知っている」はずなのに譲らない、 といった態度が数字になって現れているのではないかと思います。

    もちろん、道を譲ってくれる方や、接近時にスピードを抑えてくれるドライバーの方も 大勢います。歩道のない道では、中央線を大きく超えるようにして、よけて下さる方もいます。 そんなときは手を上げてお礼をしたり、逆にこちらが譲ったりすることもありますが、 急加速しながら幅寄せして通過していくような車は、通報してやろうかと思うことがあります。 こうしたドライバーの行動の根底には、歩行者軽視の心理や、走っている人に対する コンプレッスがあるような気がします。

    原油高でガソリンの値段が高騰し、少しは車が少なくなってくれることを期待して いましたが、一向に減る様子はありません。

    もっと水辺に近い場所に引っ越すか、中途半端な都会根性が入ってる人の住んでいないような ド田舎に暮らすのが私の夢です。

    このページに書かれている内容はすべてdicdicの私見であり、 地方公共団体等の公式見解ではありません。 一個人の経験に基づいた文章であることをご理解ください。

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