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私は平日の日中は仕事をしているので、平日は夜に走ることになります。
私は大体20時ごろに家を出て、22時ごろまでに帰宅できるように走ります。 夜中に走るときに味わえるもっとも大きな楽しみは、 「流れ星」です。 とくに遊歩道なとでは、ずうっと空を見て走っていても、車に気を使う 必要がないので、これまでも数多くの流れ星に遭遇しました。 ずっと空を見上げていなくても、ふとした拍子にたまたま目撃することも 結構多いものです。 青い尾を引いて一瞬で消えてしまうものが殆どですが、2006年の3月、特大の流れ星を目撃しました。 ★ 2006年3月29日の大火球に遭遇 ★ 2006年3月29日の夜、手賀沼沿いの遊歩道を走っていました。 北柏橋から手賀沼大橋まで走り、くるりと向きを変えて折り返した瞬間でした。 はるか遠くの真正面に、オレンジ色に激しく光る物体が見えました。 炎か火花を出しながら激しく燃えているようで、はじめは間違いなく飛行機が 炎上していると思ったほどです。「大変なことになった」と思いました。 まっすぐにこちらに飛んできますので、もしかしたら自分のいる この場所に墜落するかもしれません。そうなる前に逃げなければと思いましたが、 右手は一面の手賀沼、左手は一面の畑なので、逃げるには不都合です。 「あんなものが手賀沼大橋に激突したら大惨事だ」 と思って眺めていると、どうやら墜落せず、まっすぐ上空を通過して行くようでした。 ![]() この日見た火球のイメージ その流星は、真上をゆっくり通過して行きました。 (あるいは、ゆっくりと感じたのかもしれません) その日はよく晴れていました。 よく晴れた夜の大空を、流星は悠々と駆けて行きました。 遊歩道には街灯がないので、流星の光がハッキリ観察できました。 それだけではありません。遊歩道は夜になるととても静かな場所です。 流星が真上を通過しているときには「シャーーーー」と音を立てていました。 (今思えば、音がしていた気がしただけかもしれません) 僕は仕事を終えた体でヒーヒーいいながら走っているというのに、 人間の力が及ばないこの大空は、つまり宇宙の大部分の場所は、 単なる重力の強弱が起こす物理現象だけで成り立っている世界なのだと強く感じました。 とても綺麗でした。同時に、宇宙という場所が とても退屈な場所であるように思えました。そのことが少し悲しい気がしました。 流星は頭上を通り越し、手賀沼大橋の先の森の向こうへ消えていきました。 そのうち着地地点から大きな音がするのではないかと思い、しばらく立ちすくんでいましたが、 何も聞こえませんでした。数日後、この流星が天体マニアの方々の間で 大きな話題になっていることをインターネットで知りました。 Yahooのニュースでも報道され、自分はこれ以上ない特等席で 見ることができたことを幸運に思ったものです。 ![]() 2006年3月29日の火球の軌跡 写真提供: SonotaCo Network Japan この日の火球についての詳細情報 動画もあります → こちら こっちにも動画あります → こちら ★ 夕方と明け方にみれる天体ショー ★ 流星群でもない限り、流れ星はなかなか狙って観察できるものでは ありませんが、月の動きはある程度予測することができます。 手賀沼の近辺では、地平線スレスレの月を見ることができる場所が いくつもあります。月は、地平線に近い場所では赤みを帯びた色になります。 これは、地平線に近いほど、光が大気中を長距離移動しなければならないため、 波長の短い光が途中でカットされ、波長の長い赤い光だけが到達するためです。 夕日が赤く見えるのもこのためです。しかも、地平線に近い月は 若干大きく見えます。 これは心理的な作用が引き起こす錯覚とされていて、実際には大きくないようですが、 本当に大きく見えるので、月が直接自分に 何かを訴えているかのように見えるのです。 地平線に近ければ近いほど神秘的な光景に見えます。カメラに納めると米粒ぐらいに 小さく写るので、錯覚だとわかります。地平線の月の大きさはメディアに残せないのです。 その他、十五夜の夕方に金色に光った満月を見ました。 (ホントに金色なんです。黄色じゃありません!!) 逆に極限まで薄〜くなった美しい月もみました。 朝に走った日には、赫々と昇りゆくすばらしい太陽を見ました。 夜と昼との境には、こうした素晴らしい天体現象を楽しみながら走ることができます。 こうした光景にめぐり合えた瞬間は、疲れが吹っ飛ぶようです。 ![]() 写真提供:「手賀沼からこんにちは」 女性の夜間のランニングは危険な場合があります。 また無灯火の自転車や段差などには十分気をつけましょう。 |
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