ジークムント・フロイト
【経歴・受章等】
    国際精神分析学会を創立 (1910年)
    ゲーテ文学賞 (1930年)
    モルヒネによる安楽死 (1939年)


【主著】
    『ヒステリー研究』
    『夢判断』
    『日常生活の精神病理』
    『精神分析入門』
    『続・精神分析入門』
    『なぜ戦争か』(共著: アインシュタイン)
    『モーゼと一宗教』
Sigmund Freud
1856.5.6 - 1939.9.23
オーストリア

【思想の概要】
(快感原則)
    結局人間は、満たされるということはない。 そこには「快」す「不快」があるだけだ。 

(代理表象)
    われわれは日常の様々な欲望を、そのまま行動に移すのではなく、「無意識」の中に抑圧している。 無意識は「夢」という形であらわれる。 デカルトは「夢」を不確実なものとして切り捨てたが、「夢」こそ、抑圧されたものが圧縮されて姿をあらわしたものである。 この無意識こそが背後で人間を動かしている。 

(イドと超自我と)
    快感原則に従って発せられる欲望を「イド」といい、対して、理性や道理、正邪の判断をする側面を「超自我」という。 超自我がうまく機能しないと、無責任で衝動的になり、人格障害を引き起こす。 逆に、超自我の比重が高くなりすぎると、神経症的気質を持つようになる。 
【キーワード】
    自我・エス・超自我  リビドー  エディプス・コンプレックス
【関連人物】
    ユング アインシュタイン
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