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Q. これはなんですか?
A. Oracle学習者用のサンプルデータベースです。このサイトの解説に登場するサンプルデータは、このデータを使用しています。

Q. Oracleにも、デフォルトでSCOTTとかHRなどのサンプルデータが入ってます。 なぜ、わざわざこんなことをするのですか?
A. Oracle付属しているデータは、英字のデータばかりで、馴染みがなく判りづらいという面があるため、あえて日本語を使用したサンプルデータベースを作りました。また、ウェブサイトで解説する際にOracle付属のサンプルデータベースを使用すると、著作権の問題などでOracle社さんから注意されてしまうかもしれないと思い、自由に実験し、ウェブサイトに掲載できるデータを作りました。

Q. 誰でも簡単に使えますか?
A. Oracle初心者の学習をサポートするためのデータです。初めからつまづくことのないよう、ダウンロード後は、簡単なファイル操作と、バッチファイルをダブルクリックするだけの、きわめて簡単な手順でデータを投入できます。

Q. バッチでデータを投入するのですか? まるでブラックボックスですね。何されるかわからないので安心して使えません。
A. バッチファイルと言っても、オペレーティングシステムの設定を変更したりはしません。Oracleユーザー(スキーマ)とロールを作成し、データを投入するという一連の処理を行うSQLを自動実行するだけです。

Q. 安心して使用するためには、ユーザーは予めどんな準備をしなければなりませんか?
A. このサンプルデータを導入するには、まず、Windows環境であること、Oracleがインストールされていること、SYSDBA権限でSQLが実行出来ることが必要です。

Q. データ投入は自動化されているとのことですが、その処理の中で、具体的にはどのようなことをしているのですか?
A. @Oracleユーザー(スキーマ)「dicdic」を新規作成します。
   Aロール「dicdic_role」を新規作成します。
   Bdicdic_roleに、CreateSession権限とCreateTable権限を付与します。
   Cdicdicにdicdic_roleを付与します。
   Dデータベースの容器となるテーブル(表)を7つ作成します。
   E7つの表にデータを投入します。約4000行。


    
■データ投入手順■ とっても簡単です!
《1》以下の@〜Dをダウンロードし、1箇所のフォルダ(パスにスペースを含まないところ)に配置してください。
   ※パスにスペースが含まれていると、テーブル作成処理中にハングします。
《2》Dのファイル名称を 「_dicdic_ora_env.txt」 から 「_dicdic_ora_env.bat」 へ変更します。(拡張子をtxtからbatへ)
《3》「_dicdic_ora_env.bat」をダブルクリックすると処理を一括実行します。(OracleをインストールしたOSユーザーでログインして行ってください)
《4》処理完了後、同フォルダ内にログファイルが生成されます。その末尾に、登録処理件数と登録済件数の比較が記載されているので、すべて期待値とあっていることを確認します。(9箇所)

    
@ スキーマdicdicの作成と権限付与、テーブルの作成 (DDL、3KB)
A マスターテーブルデータ (DML、8KB)
B トランザクションデータ (DML、534KB)
C コミット、行カウントSQL (Selectcount、2KB)
D 上記sql実行バッチファイル (Dosコマンド、2KB)
    
  ■このサンプルデータベースについて■
  □このデータベースは架空の大学、御羅倶瑠大学の2014年度の学生データベースを想定しています。

  □このデータベースは次のルールにのっとって運用されている想定です。
  ・御羅倶瑠大学は4年制である
  ・管理対象は学部1年生〜4年生、大学院生(修士・博士)、その他(休学者、死亡者、退学者など)
  ・退学者、死亡者については、その人と同年入学の生徒の卒業までデータを残す
  ・学生番号の先頭4桁は入学年を表し、続くアルファベットがAなら大学院生、Bなら学部生を表す
  ・学生番号の下4桁は入学試験の受験番号の連番であり、不合格者、入学辞退者の番号は欠番となる
  ・学生番号は1〜4年生までの間、不変とする
  ・留年生も管理する
  ・性別、血液型、生年月日も管理する
  ・所属学科をコード値で管理する
  ・在籍状態をコード値で管理する
  ・取得単位数も管理する
  ・TOEICの得点も管理する
  ・TOEICの得点は、過去の最高点を登録するものとする。未受験の者についてはNull値とする
  ・TOEICは、学部の卒業(4年生の終わり)までに最低1度は受験しなければならない
  ・サークル活動は任意とする
  ・所属サークルは、学生一覧とは別のテーブルで管理する

  ■このサンプルデータベースは日々進化しています■
  □より多くのパターンのSQLについての学習ができるようにするため、日々進化しています。
   定期的にアップグレードすることをおすすめします。
   アップグレードは、ダウンロードしなおして、再度バッチを実行するだけです。

  ・2011.04.01 第一版を公開
  ・2011.05.01 血液型テーブルを追加
  ・2011.06.01 部活動テーブルを追加
  ・2011.07.01 部活動掛け持ち生徒を新規に登録
  ・2011.07.23 ダウンロード作業簡略化のためファイルを統合


    
  このサンプルデータベースは、4年制大学の学生一覧データベースを想定して作られていますが、 学生を管理するデータベースとして最適なモデルというわけではありません。 SQLの学習をするのに十分と思われるボリュームとパターンをちりばめてあるだけの単純なデータベースです。 このデータベースを参考にしたデータベースの構築を行って発生した障害などについてはまったく責任を負うものではありません。 また、学習目的で上記スクリプトを使用した結果発生したいかなる障害、損害にも責任を負うものではありません。 自己責任でお願いします。

  このサンプルデータベースは、まったく架空の情報によって構成されています。年齢と学年があっていないなどの 不具合があるかもしれませんが、これらの手落ちについても、なんら責任を負うものではありません。 自己責任で利用してください。





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