Home − 実験室 − No.0047 |
No.0047(SQL)
文字列の前後から指定文字を削る(TRIM関数) |
■環境 |
□OS: Windows XP Professional SP3 □Oracle: Oracle Database 11g R2 (Standard) □OSログインユーザ: ORA_DBAグループ □Oracleユーザ: dicdic(実験用ユーザー) |
■実験 | ||||||||||||||||
0. 実験ユーザー「dicdic」でコネクトする。
1. 【TRIM関数@ LEADINGオプション】 TRIM関数はある文字列から指定した文字(文字列指定はできない)を端折ってくれる。 これには3つのオプションがあり、まず一つ目は「LEADING」。文字列の左側から端折る。
2. 端折る指定の文字だけで構成された文字列はすべてトリミングされてなくなってしまう。。
3. 文字列の中間部分にトリミング対象の文字があっても変化は生じない。
4. 【TRIM関数A TRAILINGオプション】 TRAILINGオプションでは、文字列の右側から端折られる。
5. 端折る指定の文字だけで構成された文字列の場合はLEADINGオプションと同じ動き。
6. まぁ、これもLEADINGと同じ動きです。
7. 【TRIM関数B BOTHオプション】 BOTHオプションでは、文字列の両側から端折られる。
8. 端折る指定の文字だけで構成された文字列の場合は他のオプションと同じ挙動です。
9. まぁ、これも当然こうです。
10. 【TRIM関数C オプション指定しない場合】 オプションを指定しない場合は両方から端折られます。デフォルトが「BOTH」ってことですな。
11. 【TRIM関数D オプションも、端折る文字も指定しない場合】 検索対象の文字列しか指定しない場合は、スペースが端折られます。 つまり、「デフォルトはBOTHオプションで、スペースが端折られる」ということ。
12. えっ? わかりにくいですか? スペースがなくなったことを判りやすくしましょうか。
13. TRIM関数は、大文字と小文字を区別します。
14. TRIM関数は全角と半角を区別します。
15. 検索対象は文字で指定する。文字列を指定できない。
|
【PR】 Oracle実験室監修 『Oracleアーキテクチャ鳥瞰図』 PDF (Oracleのアーキテクチャを一目で俯瞰できるイラスト) |
Home − 実験室 − No.0047 |