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        No.0004(実験)
        WindowsServer2008のWindowsバックアップ機能を試す

■実験環境・前提
  □OS: WindowsServer2008 R2 SP1
  □ユーザー権限: ADMINISTRATORSグループ

■手順
  1. Windowsバックアップ機能を有効にする(追加コンポーネント)
  2. Windowsバックアップによりバックアップを取得する
  3. 取得したバックアップ情報により環境を復元する
  所要時間 90分間

■実験経緯
  1. サーバーマネージャーの左ペインから「機能」にカーソルをあて、右ペインから[機能の追加]をクリックする
  

  2. 「Windows Server バックアップの機能」の左側の[+]をクリックする
  

  3. [Windows Server バックアップ]と[コマンドラインツール]の2つにチェックを入れる
  

  4. [次へ]をクリックする
  

  5. [インストール]をクリックする
  

  6. インストールが完了するまでしばらく待つ
  

  7. [閉じる]をクリックする
  

  8. 再起動し、再度Administratorsグループのユーザーでログインする

  9. [スタート]-[管理ツール]-[WindowsServerバックアップ]をクリックする
  

  10. 右ペインから、[バックアップ(1回限り)...]をクリックする
  

  11. [別のオプション]を選択して[次へ]をクリックする
  

  12. [サーバー全体(推奨)]を選択して[次へ]をクリック
  

  13. [ローカルドライブ]を選択して[次へ]をクリック
  

  14. バックアップ先のドライブ(バックアップしたイメージを保存するパーティション)を選択して[次へ]をクリック
    ここで、バックアップ先は、システムドライブ(Cドライブ)を含んでいるHDDとは別のHDDのパーティションを選ぶ。同じHDD内のパーティションでもバックアップ/復元は可能かもしれないが、実験としては未実施
  

  15. [OK]をクリック
  

  16. [バックアップ]をクリック (バックアップが開始される)
  

  17. 「バックアップの進行状況」の画面が表示されるので、しばらく待つ
  

  18. 「完了しました」と表示されたら、[閉じる]をクリックする
  

  19. 最新の時刻でバックアップが行われたことを確認する
  

  20. 最新のバックアップのところでダブルクリックすると、バックアップされた内容の詳細が表示される
  

  21. 生成されたバックアップのイメージが、最新の日付であることを確認する
  

  22. ここで、システムパーティションのファイルに変更を加える。
これから復元テストを行うので、復元により、ファイルがもとに戻ったことを確認するため、何のファイルでもよいので変更を加えておく。
もしくは、OSのインストール媒体などを使用して、復元対象のパーティションをすべて削除するなどしてもよい。
今回の実験では、WindowsServer2008のインストール媒体を使用して新規インストールのオプションを選択し、Cドライブを削除後にインストール作業を中断させて再起動し、Windowsが起動しなくなったことを確認した

  23. WindowsServer2008のインストール媒体を挿入して再起動し、CDブートする (ベアメタル復元にはインストール媒体が必要)
  

  24. [次へ]をクリック
  

  25. [コンピュータを修復する]をクリック。 下記画像では見えにくいが、左下にある
  

  26. [以前に作成したシステムイメージを使用して、コンピュータを修復します]にチェックを入れて[次へ]をクリック
  

  27. 復元したいポイントのイメージを選択して[次へ]をクリック。 (実験では最新のイメージを使用)
  

  28. [ディスクをフォーマットしてパーティションに再分割する]を選択して[次へ]をクリック
  

  29. [完了をクリック]
  

  30. ディスクがフォーマットされる旨の警告が表示されるので、了承チェックを入れて[OK]をクリックすると復元が開始される。
    完了後に再起動すると、復元ポイントの状態でWindowsがめでたく起動する。


■考察
  以前はghostやDriveImage(DeployCenter)などを購入し、長時間かけてバックアップイメージを取得し、復元にも時間がかかったが、Windowsバックアップの機能では、短時間にローカルHDDにイメージを取ることができるので、保存しておきたいポイントでマメにバックアップをとっておくことができる。
実際の現場で利用されているところをほとんど見ないのは残念。有事の際にプロファイルや追加インストールしたアプリを含めた状態まで手っ取り早く戻すことが夢でもあった私にとっては大変重宝する機能。



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