肺気胸とは?
私は2006年7月27日(木曜日)、自然気胸という病気を経験しました。
このページでは、その「自然気胸」について説明します。
気胸って何?
◆肺に穴が開く病気です。病気というよりは外傷に近いですね。
肺に穴が開きますと、肺の外に空気が漏れ出します。
すると、漏れ出した空気によって、逆に肺が押し潰され、肺が小さくなって膨らまなくなります。
結果、呼吸困難と胸膜の激痛が併発します。
◆肺気胸かどうかはレントゲンで確認できます。
片肺が、もう片方の肺よりも萎縮しているのが分かるのです。
治療方法は?
◆症状が浅い場合は、安静にして深呼吸すれば治ります。
「胸の痛み=肺気胸」と自覚できない人は、どんどん肺が潰れます。
だから、一回経験しておく価値があります。(^^;)ホントーか?
◆穴がでかい場合、深呼吸では治りません。
この場合は胸にメスを入れて管を挿入し、
この管を通して、掃除機(のようなもの)で空気を吸引します。
管の挿入には、激しい苦痛を伴います。管は胸膜を破り肺の中に達するので、
管が取れるまでの間、胸膜の激痛はとれません。
自然気胸の原因
◆自然になってしまうから、原因は分からないわけです。はい。
私の経験では、次の動作をしたときに、なってしまう恐れが大きい。
@リキん張ってウンコする
→私の経験では、退院後、最も危険を感じることが多かったのはコレ
A空気が汚染された環境に長時間居る
Bクシャミ
◆タバコについてもいろいろ言われてますが、私はタバコ吸わないので知らない。
吸うかどうかは関係ないらしい。
ただし、吸う人が一度発病すると、治療は困難を極めるらしい。クワバラクワバラ
肺気胸になりやすいタイプ
◆タッパがある(肺がでかい)
◆スリムである(肺が圧迫されている)
◆若い(18〜23才)
◆夏になりやすい(大気汚染が激しいから?)
◆プラを持っている
「プラ」ってぇのは、肺の中にある風船状の組織です。
これは先天的に持っている人と持っていない人がいて、持っていない人は長身細身でも、肺気胸になることはないです。
「プラ」の存在はCTスキャンで確認できます。
◆タバコを吸っている ←これはガセ
再発について
◆約半数の方が再発します。
ブラを除去しない限り、またブラが破裂する可能性があります。
約半数の方は再びブラが破裂するらしい。
爆弾ショッて生きているようなもんです
◆あと、よくありがちなのが、片肺を治療した後すぐにもう片肺をやってしまうケースです。
負担がかかっていたせいでしょうか?
◆再発が多い場合、ブラを除去する外科手術を施します。
◆10回やった人がいます(9回再発)→ りゅうりゅうさん
◆タバコについてもいろいろ言われてますが、私はタバコ吸わないので知らない。
再発予防策
◆原因がよく分かってないので、防ぎようないです。
でもせめて、
@前かがみ(立位体前屈)に気をつける
A空気の汚染の激しい場所に居ない
Bウンコの時、踏ん張らない 便秘体質の私には、んなことムリ
C台風の接近など、気圧の変化に注意!! (外圧が下がるとブラが膨らんでしまう)
Dしたがって、飛行機の離陸時、標高の高いところに注意!! (外圧が下がるとブラが膨らんでしまう)
◆タバコについてもいろいろ言われてますが、私はタバコ吸わないので知らない。
肺気胸もちの有名人
◆やしきたかじん
◆和田アキ子
◆槙原寛己 (元読売ジャイアンツ)
◆岩水嘉孝 (陸上選手)
◆和田アキ子
◆相葉雅紀
肺気胸で亡くなった方
◆柳原尋美さん(カントリー娘)
自然気胸は死に至る病ではありません。
この人の場合は、事故の際に車から放り出されて車の下敷きになり、肺が潰されました(緊張性気胸)。