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アラフォーからの英語学習 (Core1900編)

《激務、そしてパニック障害再発》

    「結局、Z会が一番だなぁ」とか思いながら、『速読速聴Core1900』を始めました。


    最初は、結構知っている単語もピックアップされていて、自分にとってはマイペースに学習できました。   しかし、この学習を始めた9月、仕事がかなりハードになってきました。 9月は3連休が2回ありますが、お客の都合で3連休は2回ともすべて出勤になりました。  代休も全く撮れず、それどころか徹夜作業が発生し、疲れが溜まってきました。とはいえ、エンドが見えている仕事なので、一踏ん張りすれば乗り越えられると思い、 頑張っていました。
    英語学習の方も、テキストの最初からTopic33までは、読解とヒアリング、シャドウイングとディクテーションを行いました。  しかし10月になって、結局無理が祟り、持病のパニック障害が悪化。 気分が勝れない状態が常態化し、胸痛も出現。仕事は休みませんでしたが、英語学習は読解がやっとの状態となり、 遂にはまったく手がつかなくなってしまいました。 2013年の10月から2014年の3月中旬ごろまでの約半年間、窓の外の景色をぼんやり眺めながら出勤する日々が続き、 英語学習からすっかり遠ざかってしまいました。
    2014年の3月中旬、パニック障害の症状が和らいできたことから、学習を再開しましたが、ディクテーションを諦め、無理せずに進めることにしました。


《気を撮り直して、各トピックの学習工程を再構築》

    この本にはCDが添付されていて、テキストに収録された全文の朗読が「ゆっくり」と「通常」の2パターンで収録されています。  パニック障害が再発する前は、いきなり「通常」の朗読の聞き取りからはじめ、ディクテーションまでを行っていましたが、パニック障害緩和後に再開した時には、 無理せず下のような工程で各トピックの学習を進めました。

@ まず「通読」し、よく知らない単語をチェック、文章の全体をつかむ

A 「ゆっくり」朗読の音声を聞きながら文を目で追って、意味を反芻できるか確認

B 「ゆっくり」朗読の音声でシャドウイング

C 「通常」朗読の音声で聞き取りできることを確認


《「一つのトピックをじっくり」 から、「繰り返しで量をこなす」 方向へ転換》

    ディクテーションを省くことと、最初に読解を置いたことで、1つのトピックの学習の所要時間が若干少なくなりました。  1日に複数のトピックをこなせるようになりましたが、一度理解できたトピックを忘れたり、聞き取れなくなったりすることが惜しくなったので、 過去のトピックを「通常」朗読の音声で総ざらいすることを毎日行うことにしました。 これはテキストを広げることができない歩行中を中心に行うことにし、 初見だった単語を復習したり、聞き取りの感覚を養うことに役立てました。 ここでもうお判かりのことと思いますが、Duoの時と同じように、反芻する範囲が 日々多くなっていくので、この作業は日々長くなります。 それでも、耳から英語を入れる時間の量を多くするために、あえて時間をかけて反芻しました。


《日本語ですら理解できないトピック》

    また、「英語」の学習にこだわるあまり、無理してトピックと向き合っていました。  しかし今から考えると、難しいトピックは、日本語訳を読んでも、結局よくわからないのです。 これは、Z会の『速読英熟語』を学習した時と逆の現象です。 『速読英熟語』では、大した意味もない文章を、わざと難しい文をこねくり回して 表現しているのに対し、今回の場合は、少なくとも私にとっては本当に難しいトピック−つまり、ある程度の予備知識や素地がないと理解できない− を無理して学習していたために、ロスした時間が多かったのです。
    しかし後半、学習を再開した後は、日本語訳を読んでも意味がよく理解できないトピックは、「通常」朗読の音声で復習する対象から 外すことにしました。 結果として、そのトピックで出現した単語をすっかり諦めることになりますが、 それにこだわり続けて無理して行った成果を差し引いても、無理せず学習リズムを保ち、自信とモチベーションを維持すること のほうがずっと大切であると感じました。


《ちょっと心残り  ...残念....》

    今回のテキストの前半は、ディクテーションにこだわるあまり、ペースが遅くなってしまいました。  また、パニック障害の再発により、長期にわたって学習を中断するという雪辱を味わうことになってしまいました。 今回は長期の中断があり、 その前後で学習方法を大きく変更するという、ちょっと残念な回でした。 この失敗をステップにしつつ、初中級のテキストを続けます。



Core1900編                 

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