折々に触れた書籍・音声・映像から
「今日はすべきことがあまりにも多いから、
  一時間ほど余分に祈りの時間を持たねばならない」
  (ルター)
(その他)
政治の世界には「この人(党)の意見は絶対に正しい」とか、
 「この人(党)の意見は全部間違っている」などということは有り得ない
 より多くの人が納得し得るような合意形成を行うことができるかどうかが最も大事。
 (某党の街頭演説)
(その他)
敵対心による短絡的な感情の鼓舞
 自分自身以外の他人に対する敵対意識が自分自身の程よい緊張感と覚醒を促すことがある。
 それは短期的に見て仕事やその他の生活の中で絶妙なスパイスとして働くことがあるが、
 長期的に見た場合、このような方法が人間として、また信仰者として適切な感情の
 持って生き方であると言えるかは、次の5つの観点から非常に疑わしい。
  @自分が犯罪者となる可能性
  A相手が自分とまったくの無関係な存在であることの不可能性
  B福運と人脈を消失する可能性
  C自分自身が、相手よりも更に最も忌むべき存在になっていることに気付かない可能性
  D敵対心を持ったまま心身や経済状態に問題を抱えたときに、強い疎外感が発生する可能性
(茂木健一郎)
ビレッヂ・イデオット
 人間のスペクトラムの中でIQの高低を議論することはほとんど意味がなくなる。
(茂木健一郎)
人工知能の3つのタイプ
 ・オラクル: 質問に対するこたえを返す
 ・ジーニ: 課題をこなす
 ・ソブリン: 全権委任
(茂木健一郎)
知性とは何か(スペアマンの論文(1904年))
 様々な能力の間に共通のファクタが存在する(Gファクタ=ジェネラルインテリジェンス)。
 Gファクタは脳の前頭葉の活動と相関が高い。 これの遺伝的要因は50%ぐらいで、
 残りの50%は環境依存。(IQと同じ)
(茂木健一郎)
人工知能とサヴァン
 人工知能は発展しているが、ある特定のことに特異的に集中しているサヴァンに近い。
 だから、脳の進化の過程と違うので、並べて考えることはできない。
(茂木健一郎)
可能無限
 数学的帰納法では、「nについて成り立てばn+1について成り立ち、すべてについて成り立つ」
 無限とは、次(n+1)があるということ(可能無限)。 次があるとわかる限りにおいては、
 人間は常に無限と向き合っている。
(新聞コラムから)
問いかけ
 心を働かさなければ、問いを発することはできない。 「世界のために何ができるか」
 「平和のために何ができるか」 。 ときに、答えよりも大事な問いがある。
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