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読書記録 2010年5〜6月

直近の読了順に掲載してます


No:20100629
 ジェイコブソン,C.R. 『記憶力をのばしたい!』
 総合評価: ★★☆☆☆
 いわゆる記憶力に焦点をあてた本ではなく、アルツハイマー予防の努力の記録と言ったところ。全体的にまとまりがなく、「ド忘れ体験談」集に近い。自分も気をつけないとなぁ〜という気になったことが唯一の収穫。
 読了日: 2010年06月29日

No:20100628
 杉本 豊久,杉本 孝子 『英語リスニング練習帳』
 総合評価: ★★★★☆
 レベルが高い/低いは別として、シチュエーションの想定の幅が広くてよい。英米の発音がCDで比較できることや、敢えてカタカナで「こう聞こえる」と紹介しているところも面白い。図書館で借りたが、買っても損はないと思った。
 読了日: 2010年06月28日

No:20100627
 ダライ・ラマ 『ダライ・ラマ「死の謎」を説く』 (角川ソフィア文庫)
 総合評価: ★★★★☆
 「死」そのものをネガティブに考えない仏教では、死の瞬間や生の過程もすべて永続する生命が経験する道程(バルドー)にすぎないとする。 この点、ダライ・ラマは確信をもって、時には雑句把覧に話を展開する。ところどころに挟まれる解説も必ず読むべき。ガンジーの非暴力や欲望を伴う愛についてもふれている。
 読了日: 2010年06月27日

No:20100626
 表 三郎 『答えが見つかるまで考え抜く技術』 (サンマーク文庫)
 総合評価: ★★★☆☆
 考え抜き、答えが見つからなければ、 考えたことにならない。 そう考えると、自分の人生のいかに中途半端だったことか.....。 第二章の冒頭、「『考える』とは?」の部分は印象的。我々は動物ではなくて人間なのだ。
 読了日: 2010年06月26日

No:20100625
 Dr.タツコ マーティン 『運のいい体質になる おうちカウンセリング CD BOOK』
 総合評価: ★☆☆☆☆
 図書館で検索をして借りて読んだ。 そして失望。CDも超微妙。
 読了日: 2010年06月25日

No:20100625
 池田 大作 『未来への選択』
 総合評価: ★★★★☆
 友人より寄贈。前書きの冒頭からビクトル・ユゴーの力強い言葉。青年に託す未来は決して暗いものではないはずだという強い確信と希望にあふれた本。意外にも勧誘の本ではない。神奈川新聞に連載されたシリーズを書籍化したものらしい。良書。
 読了日: 2010年06月25日

No:20100624
 ジョイス・ブラザース 『記憶力増進の10日間』
 総合評価: ★★☆☆☆
 30年以上前の本。非常にクラッシックな風情にあふれている。今となっては当たり前のことだが、詰め込み教育の終焉を予言し、自己管理能力のやり方の一つとして感情コントロールを挙げている。当時としては斬新だったのかもしれない。 しかし残念ながら今の私には目新しさゼロ。
 読了日: 2010年06月24日

No:20100623
 リー・コッカーレル 『感動をつくる―ディズニーで最高のリーダーが育つ10の法則』
 総合評価: ★★★★☆
 「要は人格」 このことを再確認させられる本。人格とか人間力というものを具体的に展開すると、ここに書かれているような一つ一つの言動や心がけになってくるのだろう。管理職の素質にはリーダーの素質が包含されていることを実感した。〜〜実践にはまず「自分を律する」心がけが大事。その「自分を律する」力は他人に対する真心がその原動力となる。〜〜 特に目新しい思想や表現はなかったが、ディズニーリゾートで実際に起きたエピソードなどは読んでいて楽しかった。
 読了日: 2010年06月23日

No:20100621
 湯浅 誠 『反貧困』 (岩波新書)
 総合評価: ★★★☆☆
 片親で育ち、貧困状態を経験した私にとって、「弱者の甘え」、「自分で選択した結果だから当然」という言葉には今でも憤りを禁じ得ない。このような心ない言葉が世間に横行する限り、経済の地盤沈下は止まらない。不況の波がこうした連中まですっかり飲み込み、真の福祉とは何かを皆が真剣に考え始めた時こそ、全体的な意識改革の始まりなのではないか。ヘーゲル的に考えれば、今はアンチテーゼの始まりに過ぎないのかもしれない。湯浅さんにあっては、厚労相で積んだ苦い経験を生かせたらと思う。
 読了日: 2010年06月21日

No:20100620
 河野 順一 『給与計算をするならこの1冊』
 総合評価: ★★★★☆
 図書館でかりて読みました。季節ごとやケースごとに細かな手順が紹介されていて良いです。貸出期間では足りないので、買ったほうが良いと思いました。版も重ねているし、安心して購入できるかも。
 読了日: 2010年06月20日

No:20100618
 左近司 祥子 『西洋哲学の10冊』 (岩波ジュニア新書)
 総合評価: ★★★☆☆
 べつに、タイトルのどこにも「入門」をうたっているわけではないが、どの本の注釈にも、哲学全般から眺めた批評が含まれているので、じゅうぶん「入門書」になる資格はあると思う。左近司含む8人が執筆。原典を逐語的に追っていると難解に感じるようなことも、平易な言葉で表現しようとする努力の痕跡がどの章にも見られる。ただし、ボリューム的にはぜんぜん足りない。原典を読む足がかりとして読むと良い(かも)。
 読了日: 2010年06月19日

No:20100618
 竹田 青嗣 『現象学入門』 (NHKブックス)
 総合評価: ★★★★☆
 竹田さんは哲学者なのに、詩人なんじゃないかと思ってしまうほどの表現力。読み手に理解させようという粘り強い、しかし飽きさせない解説。決して簡明ではないが、なぜか解りやすい。この絡み合う絶妙のバランスがまた魅力。 内容的には、「現象学は思考の原理である」のほうが一歩進んでいるが、この本は古典哲学に触れてくれている部分が多いので、それはそれで有り難い。
 読了日: 2010年06月18日

No:20100617
 川田 洋一 『だれにでもわかる永遠の生命』
 総合評価: ★★★★☆
 医師の立場から「死」と「我」を捉える。 誕生の記憶、臨死体験、楽観主義など。「人間の営みに無駄はない。病にも意味があるものだと捉える」は印象的。
 読了日: 2010年06月17日

No:20100616
 妻鳥 千鶴子 『ゼロからスタート英会話』
 総合評価: ★★☆☆☆
 「ゼロからスタート」とあるけれど、最低限の英語の知識すらゼロだとスタートできない。 50のフレーズはよく反芻して身につけたい。
 読了日: 2010年06月16日

No:20100615
 松山 淳 『真のリーダーに導く7通の手紙』
 総合評価: ★☆☆☆☆
 物語を通じて説教するというアプローチの仕方は良いと思ったが、少々間怠っこしかった。 道徳の教科書を彷彿とさせる。 「強さを誇示して他人の辛さを思いやれない人であるより、弱さを抱える人間の真実に気づいている人のほうが本当の意味での強さを持っている。」 会社の中でどんな人間に困らされてきたかによって、この本の感触は違ってくるだろう。
 読了日: 2010年06月15日

No:20100614
 竹田 青嗣 『陽水の快楽―井上陽水論』 (ちくま文庫)
 総合評価: ★★☆☆☆
 「彼は生の進みゆきが、なぜか常に不幸の痕跡として暮れ残ってしまうような自分の内部から、目をそらすことができないのだ。」
 読了日: 2010年06月14日

No:20100613
 川田 洋一 『宿命は変えられる』
 総合評価: ★★★☆☆
 死についての深い考察を含む。臨死体験についても。宿命を変えるには菩薩的な命を増幅させることが大切らしい。。。
 読了日: 2010年06月13日

No:20100613
 アシスト教育センター 『これならわかるOracle超入門教室』 (DB magazine selection)
 総合評価: ★★★☆☆
 仕組みはわかった。 でも実際にさわらないとイメージがつかめない.....
 読了日: 2010年06月13日

No:20100611
 中島 孝志 『キラー・リーディング』
 総合評価: ★★★★☆
 付箋は必携 これには同感
 読了日: 2010年06月11日

No:20100610
 川田 洋一 『運命は変えられる』
 総合評価: ★★★☆☆
 運命は自分で作った。だから自分で変えられる。
 読了日: 2010年06月10日

No:20100608
 大西泰斗,ポール・マクベイ 『英単語イメージハンドブック』
 総合評価: ★★☆☆☆
 キホンの確認のため
 読了日: 2010年06月08日

No:20100602
 大澤 真幸 『不可能性の時代』 (岩波新書)
 総合評価: ★★★★☆
 凶悪犯罪から、オタク、住居と内容が多岐にわたるが、戦後の日本の変化がよく理解できる。
 読了日: 2010年06月02日

No:20100526
 竹田 青嗣 『現象学は思考の原理である』 (ちくま新書)
 総合評価: ★★★★★
 この本でようやく「言語の謎」が理解できた。良書。
 読了日: 05月26日

No:20100519
 P・F・ドラッカー 『変革の哲学』 (ドラッカー名言集)
 総合評価: ★★★☆☆
 いくつかの言葉を留めた
 読了日: 05月19日

No:20100515
 飛車 来人 『イメージできる相対性理論』 (science・i BOOK)
 総合評価: ★☆☆☆☆
 フルカラーだけどぜんぜんわからん
 読了日: 05月15日

No:20100513
 竹田 青嗣 『人間の未来』 (ちくま新書)
 総合評価: ★★★★★
 現代の閉塞感の表現は素晴らしい!
 読了日: 05月13日

No:20100504
 ジョージ ガモフ 『1,2,3…無限大』
 総合評価: ★★☆☆☆
 位相や素数、四色問題、素粒子まで 子供にはちょっと...
 読了日: 05月04日



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